■仙台シアターラボ トライアル2013 Sendai Theatre Labo TRIAL2013
■構成・演出 野々下孝
■出演 野々下孝 本田椋 飯沼由和 豊島豪(以上仙台シアターラボ) 佐々木俊平 工藤大嘉
■音響 藤田翔(キーウィサウンドワークス)
■照明 山澤和幸
■舞台監督・舞台美術 澤野正樹
■宣伝美術 mushroom-Room
■製作 仙台シアターラボ
■会場 せんだい演劇工房10-BOX box-1
仙台市若林区卸町2-12-9 Tel.022-782-7510
■公演日程 2014年2月22日(土) 14:00/19:00開演 2月23日(日) 13:00/17:00開演
■『進化への欲望』
今回の作品は、2014年に行う本公演のための試演会であり、劇団としてネクストスタンダードを確立する為の意思表明でもあります。
我々は劇団を「演劇を進化させるコミュニティ」だと考えます。そしてアートコミュニティには、人材という文化資源を耕すことが必要です。作品創作を「点」とするならば、思想や哲学に裏打ちされたスタイルの確立や、創造性を持ち、時代を映す鏡として機能しうる人材の育成は、永続的な「線」の活動と言えます。
演劇における創造性とは、与えられるものでも、教えられるものでもありません。自身の時間を最大限に活用し、創作を繰り返すことで自分の中に芽生えるものです。己の中の「強烈な欲望」を意識化した先に、現在も進行している「演劇の自己満足化」に歯止めをかける人材が生まれるのです。人は自己を実現し、発見しながら、自分の欲望に気付きます。欲望に気付くことで、進化することが出来るのです。
それならば、集団が欲望に気付いたとき、その集団は進化し、活動は新たな地平に向かうでしょう。仙台シアターラボは2014年に結成4年目を迎えます。そして「他者の言葉を抽象化する」という新たなステージに向かう事を決めました。抽象化の先にある「進化した演劇(ネクストスタンダード)」に是非お立会いください。
■主催:仙台シアターラボ
■助成:(公財)仙台市市民文化事業団
■協力:せんだい演劇工房10-BOX / Studio +1